フランス製のビンテージ品 希少なキッドスキン リストにパールボタンのある ホワイトのロンググローブです。目立った傷や汚れはありませんが、キッドスキン特有の細かなシワがあることをご理解ください。キッドスキン(キッドレザー)とは子ヤギ革のことで、薄くて柔らかく、きめ細やかな光沢を持ち、かつ丈夫であることが特徴です。今現在でもキッドスキンのグローブを扱っているブランドは極めて少なく、とても高価であるため、本革の中でもとても希少な高級品とされています。その証拠に、メルカリ内でキッドスキンやキッドレザーと検索すると、シューズやバッグはたくさん出てきても、グローブはほとんど出てこないかと思います。キッドスキンは、ゆっくりとはめることで体温によって温められ伸びやすくなる性質があり、初めはキツめでも温まるにつれて腕や手に馴染んできてよくフィットします。革手袋ではラムレザー(羊革)がよく使用されますが、それよりも高価で薄く伸びやすいため、サイズが合ったときのフィット感は、肌に吸い付くようで第2の皮膚のようだと表現されます。ウエディングやパーティーなどでの女性の正装では、現在シルクサテンのロンググローブが主流ですが、20世紀前半以前の欧米での女性の正装では、キッドスキンのロンググローブを着用していたという歴史があります。手首のスリットは、ロンググローブを外さずにリストボタンを開けて、スリットから手を出して食事などをした名残りとも言われています。海外のオークションでは、この当時のキッドスキンのロンググローブがときどき出品され、高値で取引されています。1950年代前後？のビンテージ品ブランド 不明色 ホワイト表地 キッドスキン (子ヤギ革)裏地 シルクサイズ 7.5インチ (手のひら周り19cm相当、ただし実寸法は17cm)実寸法全長 約60cm (二の腕中ほどまで来る)中指長さ 約9cmはめ口周り 約29cm先述のとおりキッドスキンは体温によって伸びる性質がありますので、実寸よりも10～15%程度大きめのサイズにも対応可能です。最後まで誠意をもって、迅速なお取り引きを心がけますので、よろしくお願い致します。